AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得【セクション5】
ドメインについて学ぼう
IPアドレスは数列なので、人にとっては覚えにくい。 そこで、ドメイン名を用いてWebサイトにアクセスできるようにする
ドメインは誰が管理しているの? ICANN→ドメイン全体を管理 レジストリ→トップレベルドメインを管理 (.jp)JPRS,(.com/.ne)Verisign レジストラ→一般消費者に販売 お名前.com リセラ→一般消費者に販売 Yahoo!ドメイン
DNSについて学ぼう
ドメインを購入するだけでは見れない ドメインとサーバー(IPアドレス)をDNSで紐づける必要がある
DNS * ドメイン名の管理システム * ドメイン名をIPアドレスに変換する * ネームサーバーとフルリゾルバの2つから構成されている
ネームサーバー * ドメイン名とそれに紐づくIPアドレスが登録されているサーバー * ドメインの階層ごとにネームサーバーが設置され、そのネームサーバーが配置された階層のドメインに関する情報を管理する
フルリゾルバ * 「どのドメインに紐づくIPアドレスを教えて」と問い合わせると、色々なネームサーバーに聞いてIPアドレスを調べてくれるサーバー
ドメインの名前解決
DNSはドメイン名とIPアドレス以外も管理している DNSの「ドメイン名とIPアドレスの紐づけ」1つ1つのことをリソースレコードと呼び、IPアドレス以外も管理している
Aレコード→ドメインに紐づくアドレス NSレコード→ドメインのゾーンを管理するネームサーバー MXレコード→ドメインに紐づくメール受信サーバー CNAME→ドメインの別名でリソースレコードの参照先 SOA→ドメインのゾーン管理情報
ドメインを購入しよう
Route53について学ぼう
AWSのDNSサービス。ネームサーバーの役割を果たす 特徴 * 高可用性。 SLA100% * 高速。エッジロケーションの中で最も近いロケーションから応答を返す * フルマネージドサービス。DNSサーバーの設計、構築、維持管理が不要
重要概念 * ホストゾーン-DNSのリソースレコードの集合。ゾーンファイルのようなもの * レコードセット-リソースレコードのこと *ルーティングポリシー-Route53がレコードセットに対してどのようにルーティングを行うかを決める * ヘルスチェック-サーバの稼働状況をチェック
ルーティングポリシー シンプル→レコードセットで事前に設定された値に基づいて、ドメインへの問い合わせに対応 加重→複数エンドポイント毎に設定された重みづけに基づいて、ドメインへの問い合わせに対応する。 提供リソースに差がある場合や、ABテスト時に使用 レイテンシー→リージョン間の遅延が少ない方へのリソースへルーティングする マルチリージョン(複数の国)にリソースが存在する場合に使用 位置情報→クライアントの位置情報に基づいて、ドメインへの問い合わせに対応する コンテンツのローカライズや、地域限定配信時に使用 フェイルオーバー→ヘルスチェックの結果に基づいて、利用可能なリソースへルーティングする 障害発生時にSorryサーバーに簡単に切り替えられる
Route53でDNSを設定しよう
作業内容